HSP(HSC)とエンパスの違いは?

 

こんにちは、岡田奈美子です。

今、“とても敏感な感性をもつ大人 Highly Sensitive Person  (HSP)”

“ひといちばい敏感な子 Highly Sensitive Child (HSC)”という言葉をよく聞くようになりました。

また、敏感で人の気持ちがよくわかる大人や子どもには、「エンパスですね」と言われたことはありませんか?

HSP(HSC)とエンパス、どちらも「敏感な個性」ですが、ちょっと異なるところもありますので、わかりやすくお話ししていきますね。(私の主観ですので、他にも色々な意見があることをご了承下さい。)

〇HSP(HSC)について

アメリカのエレイン・N・アーロン博士は、大変な調査と研究を地道に重ね、敏感な人は5人に1人いるという結果を論文で発表、

HSP とても敏感な人 ( Highly Sensitive Person )

HSC ひといちばい敏感な子 ( Highly Sensitive Child )と提唱し、世界で認知されています。(最後に、チェックリストのリンクあり)

 

〇エンパスについて

同じくアメリカのローズ・ローズトゥリー女史は、

エンパシー(共感能力・・・人の気持ちを感じとる能力)の高い人が、日本には5人に1人はいるとし

共感能力の高い敏感な人を、エンパスと名付け、エンパスが生きやすくなるよう、世界中で活動をされています。(ローズトゥリーさんのHPはないようです)

 

 

HSP(HSC)とエンパス、どう違うのでしょうか?

わかりやすく言うと、どちらも「敏感な個性」です。

大人の場合、HSPのなかに、エンパスがあるという感じです。

HSPだけど、エンパスでない人はいる。

でも、エンパスなら、たいていHSP。ざっくり言うとこんな感じです。

 

 

では子どもの場合は・・・?大人とは、少し事情が変わるように私は感じます。

HSC (敏感な子)であれば、かなりエンパスであるケースが多いようです。

敏感な子どもは、人との境界線がやわらかく、無邪気で、ピュアなこころ全開!な子がたくさんいます。

私が出会った敏感な個性の大人と子ども達の特徴は

・人の気持ちを感じ取る
・人との心理的距離がとても近い
・相手の波長に自然に合わせることができる
・人とのこころの境界線がうすくて柔らかい
・ささいなことと大人が思うことでも、とても傷つく
・天使のように人を愛する
・とても純粋
・上から目線
・ピュアで、まっすぐな性格
・平和・博愛主義
・争いが苦手。でも正義感が強い

等があります(アーロン博士やローズトゥリー女史のリストではありません)。

大人は、子どもより少ないですが、繊細でピュアなこころをもった人です。
(今の子ども達よりも生きづらく、孤独を感じてきた方も多いかもしれません。)

(画像 ワン太郎)

HSP・HSCとエンパスの違いに話を戻しますね。

〇HSP・HSCは、調査と研究を重ね、論文で証明された「心理学」の概念

(アメリカでは、HSPの講習が心理学者の単位として認められているそうです)

〇エンパスは、実践的なワークがあるが、スピリチュアル的な要素がある

(アメリカでは、精神科医や専門医が単位を取得する科目になっているそうです)

 

アーロン博士が提唱したHSP・HSCは、学術的な論文があるので、社会に受け入れられやすく、学校の先生にも説明しやすい概念です。

エンパスは、「論文で証明されていますか?」と問われれば、そこは弱いかもしれません。
(もし論文があるのなら、私の知識不足です。教えて下さるとありがたいです)

その分「敏感さ」という目にみえない世界について、「ではどうすれば、敏感さを生かしてその人がしあわせになれるのか」を具体的に手法を紹介しています。

それが、チャクラやエネルギーワーク等なので一般的には「あやしい世界?!」と思ってしまうこともあります。

 

 

私個人としては、今、大ブームのヨガ、ビジネスマンに大人気のマインドフルネス瞑想(Google・Yahoo!JAPAN・ナイキ等が社員研修に取り入れているそうです)と同じ世界のように感じます。特定の宗教ではありません。

でも「スピリチュアル系にはちょっと抵抗がある」と思う人には、受け入れにくい世界です。

大人の場合は、スピリチュアル要素のない、HSPの概念に当てはまる人が多いようです。

 

 

でも、子どもに関しては、大人が知らない、新しい考え方が必要になってきていると日頃、子ども達に多く会う私は感じます。

子ども達って、大人の頭では受け入れられないびっくりするようなことをさらっとやってのけますから^^。

誰に教わったわけでもないのに

子ども達は、新しくて高いエネルギーでいっぱいなのです。

スピリチュアルな世界は苦手とか、そういうのは好きではないと思うことも、個人の自由です。

 

 

ですが、子どもたちに接すると、何か新しい価値観を受け入れざるをえないのも事実。

大人の固定概念を、子どもたちはあっさり壊して、上回ってきます。

今までの大人の価値観や思考を、子どもは不登校になったり、敏感な個性を発揮したりして、これでどう?と、変えざるをえないようにしている場合もあります。

こんな敏感な子どもたちを育てていく大人は、エンパスだけでなく、クリスタルチルドレン・インディゴチルドレン・レインボーチルドレンという概念を受け入れることのできる人達なのかもしれません。

「スピリチュアル」という世界に抵抗があることは当然だと思います。
(むしろそれが今までは普通でしたよね)

スピリチュアルというと、守護霊がどうの、前世がどうの、パワーストーンを身に着ければ幸せになれる等、そういう次元の話ばかりを目にすると、そう思うのも当たり前です。

でも本来、スピリチュアルとは

自分以外のものに依存してばかりの生き方ではなく今までのものを大事にするあまり、新しいものを否定する生き方でもない、バランスのとれた現実的な生き方のこと。

“自分の人生をしっかり丁寧に生きる”ということ。

“自分の個性を生かして、しあわせに生きる”ということ。

 

 

 

最後に、

アーロン博士は、HSP・HSCがエンパスと同じとされることには遺憾なようで、「HSC・HSPにはスピリチュアルな要素はない。HSP・HSCを、エンパスやその他と同じと扱う人には注意!」と述べています。

アーロン博士は、HSP・HSCに過剰なスピリチュアルのイメージがつき、スピリチュアルを誤解している人達からHSP・HSCも誤解されることを避けたいのかもしれません。

 

 

でもあなたやお子さんがHSP(HSC)・エンパス等の研究者でないのなら

一番大切なことは、あなたや子ども達が

自分にしかない敏感さを生かしながら

地に足のついた生き方で

しあわせな人生を創ることに目を向けることではないでしょうか?

「クリスタルチルドレン・インディゴチルドレン」の記事はこちら

子どもメンタル研究所  岡田 奈美子(公認心理師・スクールカウンセラー)

 

エレイン・N・アーロン博士による 大人用HSPチェックリスト

子ども用HSCチェックリスト    刺激追求型HSPチェックリスト

 

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