敏感ちゃん達は環境に左右されがち?!(HSP・HSC・エンパス・クリスタルチルドレン)

こんにちは、岡田奈美子です。(このHPは、毎月 第1金曜 20時に配信です)

よくないところばかりクローズアップされがちで、本人も自信を失いがちなHSP・HSC、エンパス、クリスタルチルドレンなどの敏感な個性ですが、

やっぱり群をぬいて、他の人たちにはない「すばらしい面」が際立ってあります。

ただ、とっても敏感なので「環境」に左右されることはたしかにあります。

だからこそ環境が合っていれば、とてもいい効果があるといえるのです。

エレイン・N・アーロン博士のHPの最新記事に「HSPはよくない環境にいるとますますしんどい状態になり、よい環境にいると、ますますその良さが発揮できる」というような内容が書かれています(著作権がある為、抜粋ではありません)が、私も本当にそうだと実感しています。

この記事の下にリンクをはっておきますので、ご興味のある方は、ぜひご一読を。

 

 

上記の「よくない環境にいると~」の話ですが、私自身も、敏感な子ども達も同じような体験をたくさんしています。

例えば国語の問題で「次の5つから、作者が思っていることを1つ選びなさい」という設問があるとします。

子ども用の教科書なので「①作者は悲しいと思っている。②作者は嬉しいと思っている。③作者は~」と簡単な答えばかりです。

敏感ちゃん達は、情報処理能力が高いうえ、心のことを感じる能力が高いので、「作者の事情や気持ち」をめいっぱい感じとり、時には大人の先生よりも感じとっています。

すると深くわかるあまり考えすぎて「この作者は、このことでは悲しいと思っているけれど、その反面ちょっとホッとしていて嬉しい気持ちもある。それに…」と深読みして

結局「どの選択肢も当てはまらない」ように思えて、答えられなくなることがあります。

小さい子なら「わからない~!」とかんしゃくを起こしたり、泣いたりすることもあるほどです。

「この子は感じとる能力が高い」と気づいていない大人からみると、まるで「ただ答えがわからない子」のようにみえるのです。

 

 

 

その子の個性をわかっていない先生から「もう一度きちんと読んでごらん」と言われて、何度読んでも「この作者は、悲しみと喜びの両方の気持ちがあるし・・・」と戸惑ってしまう。

こんな自分の感情にまるで気づかない先生にも内心、とても戸惑います。

よく「違う星から来たの~?と思うくらい、感性が豊かすぎて理解できません!」と大人から言われますが、

敏感ちゃん達だって「大好きなお母さん・先生なのに、違う星の人なの?って思うくらい、私(僕)のこと、わかってくれないなぁ」と思っています。

 

 

でも先生の方も、「どうしてこんな簡単な問題がわからないのかな?漢字がわからない?それとも読みとる力が弱い?注意力がないの?お家でお母さんと何かあって、不安定なのかな?」と、どんどん「普通の子ども」が陥りがちな原因ばかりを探します。

すると敏感ちゃん達は、その方向違いな先生に困惑して、ますます委縮して答えられなくなるのです。

先生には「この子は答えることができないし、発表する力が足りないの?消極的すぎるのかも?」と誤解され、「私(僕)ってダメなのかな・・・」と失敗感をいだいたり、

「人とコミュニケーションするのって、なんだかとっても難しいぞ。本当の気持ちってわかってもらえないんだな」と無意識に感じて、自信を失うことだってあるかもしれません。

これが「よくない環境にいると・・・」の例の一つです。

 

 

 

その一方、この子の感性・感受性の豊かさや深さに気づいている大人なら

「じゃあこの作者はどんなことを思っていると思う?」と聞いてくれるかもしれません。

すると敏感ちゃん達は、大人が「本当に小学生?」と不思議な気持ちになるほど、「小さな仙人のように」作者の気持ちを語りだすのです。

そして「国語って楽しいなぁ。学ぶって楽しいなぁ。人とのやり取りって、心躍るものだぁ」と普通の子どもよりもっと深い感動体験をして、その後に生かしていけることでしょう。

これが「よい環境にいると・・・」の例の一つです。

 

 

 

もちろんこんな「わかってくれる大人」ばかりではないし、集団生活では、敏感ちゃん達が望んでいる「環境」を今すぐ整えることは簡単ではないかもしれません。

でも確実に敏感ちゃん達が望む「環境」に近づこうとする動きがあります。

2020年度から小・中学校で「学習指導要領(文部科学省がつくる教育内容。学校教育の法律ですね)」が改訂され、「主体的・対話的で深い学び」ができるような教育にしよう、としています。

敏感ちゃん達が望むレベルにまで、大人がすぐ到達できるようにはならないでしょうが、

敏感ちゃんたちが望み、選ぶ方向は、本当に正しいし、これからの時代に必要で求められているものです。

ただ、敏感ちゃん達にも「まだそこまで到達できない大人への理解・歩みより・妥協」はある程度必要なのですが^^。

敏感ちゃん達は概して魂レベルが高く、大人に求めるレベルも(かなり)高いので、魂レベルが高くない大人に対しての憤り・悲しみ・残念感を抱く子は多いです。

でも「人間としての未熟さ」を受け入れ、愛するのも「人として生きる意味」だと私は思っています。

敏感さは、才能です。

みんなで一緒に、才能育てしていきましょう♪

5・6月のご予約可能なスケジュールはこちらから。

ブログ(毎月第1火曜配信)「自閉スペクトラム症?!うるさい教室が苦手な敏感ちゃん・君」の記事はこちらはこちら

エレイン・N・アーロン博士の最新記事「感覚処理感受性(SPS)についての新しい研究」はこちら。

子どもメンタル研究所 岡田奈美子(スクールカウンセラー)

敏感・HSP・HSC・ひといちばい敏感な子・不登校・エンパス・インディゴチルドレン・クリスタルチルドレン・過敏・診断・検査・情緒障害・発達障害・ADHD/ADD(注意欠陥・多動症)・ASD・自閉症・自閉スペクトラム症・アスペルガー症候群・小学生・中学生・カウンセリング・アダルトチルドレン・相談

PAGETOP