敏感ちゃん・君の問題が教えてくれること(HSP・HSC・エンパス・クリスタルチルドレン)

 

こんにちは、岡田奈美子です。(このHPは、毎週金曜20時に配信です)

今回のテーマは「敏感ちゃん・君の問題が教えてくれること」です。

「人の気持ちに敏感すぎる」「もっと大らかな子に育ってくれたら・・・」と悩みもある敏感な個性ですが、学校に行けなくなる場合があります。

(「学校に行かない選択」をしている子もいます)

(Photo by stahrdust3)

親御さんは「どうしてこんな優しくていい子なのに?」と本当に心配します。

ですが問題は「何かを変えたいとき」に起こります。

「このままでいる方が、この子と周りの人達によくないから」と教えてくれているのです。

HSP・HSCをはじめとする敏感ちゃん・君は、ごまかして生きることができませんし、しません。

だから根っこにある「問題」を変えないままでは、解決しづらいのです。

敏感ちゃん達は「怠けているから行きたくない」という理由ではないことが多いです。

ですので「自分に甘えず、ちょっと頑張って行ってみよう!」と初めから登校を促す方法が、敏感ちゃんたちには合わないのです。

また「人の気持ちがわかりづらいから人間関係でトラブルが起きてしまう。だから行きたくない」という理由ではないことも多いです。

 

 

多くの人は「まぁ、こんなもの」と浅く暮らしています。

でも、敏感な子は、それを選ばないのです。

本質を大切にして生きる人なのです。

「弱い」のではなく、「本物を追求できる自由と強さ」があるということ。

子どもが不登校になったり、何か問題が起こると、

親は「どうやって子どもを、今の状態から救えるか?」と愛情いっぱいの気持から、子どものことばかり、考えてしまいがち。

「この子を、どうにかしてあげたい!助けてあげたい!」と。

 

 

親の愛情は、深くてすばらしいもの。

でも、心配なあまり「この子をどうにかしてあげたい!」というのは、ちょっとコントロールの気持ちが入ってしまいます。

「この子の生きる力を、私は信頼していません」という、ちょっと上から目線にもなっていることがあります(もちろん無意識です)。

その思いは、敏感ちゃんには「あなたの個性はよくないの。だからやめた方がいいよ」に聞こえることがあります。

本来の個性をよくないとみていると、子どもは元気に生きる力を発揮しづらくなります。

あと「心配・不安」のエネルギーは、とても重くて暗いエネルギーです。

敏感ちゃん達は、こういう重いエネルギーが飛んでくるのを感じるので、嫌がるのです。(目に見える子もいます)

 

 

 

「ある人の問題」は、すべての人がそれぞれにやることがあるから、起きるもの。

「ある人」をよくしようと、周りが必死になるものではないんですね。

私たちみんな、それぞれにできること・やるべきことがあるから、「問題」は起こるのです。

 

 

あるケースでは、敏感なお子さんが不登校気味でした。

ご両親そろって、とっても心配で、夜も眠れないほど。

学校の何が悪いのか、一生懸命考えておられました。

そして子どもの問題の本当の原因とは・・・、

「夫婦が、すれ違った関係でいること!」

子どもは、ずっと悲しかったのです。

大好きなお父さんとお母さんが、子どもの自分を愛してくれるのに、

夫婦間では「私(オレ)をわかってくれない!ダメな夫(妻)・・・」と相手を責めるか、自分が落ち込むばかり。

子どものことでも「私はこんなにやっているのに、(夫は)全然わかってくれないし、やってくれない!」

「どうせオレがなにか言ったりしたりすると(妻から)すぐ責められるから何もできない・・・。」

 

 

敏感ちゃんが、ご両親に言いたかったのは、

「子どもにしあわせになってほしい!」のなら、

お父さん・お母さん、あなたたちもね♪

いつもお互いに、責めるか、もういいって諦めて黙るかのどっちかしかないよね。

それ、いつまで続けるの?

早く気づいて!

私を想うように、自分と相手のことも想ってね♪」でした。

 

 

私は「あ~、これが、この子の本当の願いなんだな」と、

敏感ちゃんの親への深い思いに、感慨深い気持ちになりつつ、お2人にお伝えしました。

まさか、子どもが不登校という手段で、体をはって、家族をしあわせにしようとしているなんて、大人は思いもつかないかもしれません。

でも、本当のことなのです。

 

 

結局、子どもの不登校をきっかけに、上記のご夫婦は「気持ちのすれ違い」という壁を乗り越えました。

以前にはできなかった「自分のつらい気持ちをわかってくれないパートナーを責める」以外の方法を学んで頂きました。

ご夫婦のことが収まってき始めた頃、お子さんから「学校の勉強が遅れたから、どうしたらいい?」と相談があり、

今は、少しずつ登校を始めて、家族で勉強の遅れを取り戻す努力をしています。

(このケースは、ご夫婦のことでしたが、子どもによって、その理由は十人十色です。)

敏感な個性は、「過敏すぎる」「人の気持ちがわかりすぎて疲れる」等、面倒な面もありますが、

本質を見抜くレベルの高い感性をもっているのです。

敏感さは、才能です。

みんなで一緒に、才能育てしていきましょう♪

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ブログ最新記事「敏感さを理解すると、育てやすく、生きやすくなります」(ブログ毎週火曜)はこちら

子どもメンタル研究所 岡田奈美子(スクールカウンセラー)

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