HSP・HSC、エンパスのすぐイライラ・パニックで大泣き・混乱するのはなぜ!?

こんにちは、岡田奈美子です。(このHPは、毎月 第1金曜 20時に配信です)

今回は、「敏感な人(子)ってすぐイライラ・パニックで大泣き・混乱するのはなぜ?」です。

HSP・HSC、エンパスなどの敏感な感性だと、「平均的な人・子ども」との感じ方がかなり違います。

だから反応も異なってくるのです。

でも「なぜそんな感じ方をするの?」「どうしてこういう言動をするの?」」を知っていると、本人も育てる親も、安心して関わり合うことができてきますし、

本人に自分の軸(自信)ができて、生きやすくなります。

HSP・HSC、エンパスなどの敏感な人は、平均的な人にありがちな表面的に物事を捉えることをしません。

多面的に色々なことを深く細やかに感じとり、捉え、考えることができるのです。

親がそういう人でなくても、もともと生まれつきの個性として生まれてくるようなので、小さい子でもそういう子はたくさんいます。

優れた面はたくさんある一方、「えっ、こんなことで?」と思うようなことで「すぐイライラ・パニックで大泣き・すごく混乱してしまう」のです。

発達障害の特性の人にもこういう面がみられるので、混同しやすいですが、その理由や原因が違います。(両方ある人もいます)

 

 

「すぐイライラ・パニックで大泣き・すごく混乱してしまう」理由には様々あります。

その一つに「頭と心で、細かく深く情報をとらえる能力が高い」という点があります。

エレイン・N・アーロン博士は、HSP・HSCを「目の細かい魚の網のよう」と例えておられますが、本当にそうで、大きい魚が入ると、破れることもあるけれど、皆が見落としてしまう小さくて細かい魚までキャッチできる能力をもっているのです。(「ささいなことにもすぐ動揺してしまうあなたへ。」ソフトバンク文庫より)

魚は大きければいいのだ!という価値観の世界では生きづらく

「頭でっかち」「考えすぎ」「メンタルが弱い」等のネガティブなレッテルを張られて自信を失ってしまうことがあります。

小さいけれどその魚にはその魚にしかない素晴らしい価値があるという世界では、

均的な人にはない繊細さを発揮して、自分らしさを生き生きと発揮できるのです。

 

 

 

イライラしてパニックになるのは、とても高い情報処理能力に、実年齢が追いつかず、そのギャップのずれが大きくなり、

体と心が「もうムリだよ~」と伝える為に、「イライラ」という感情となって現れていることがあります。

例えば、小学低学年なら、普通「自分が楽しければいい!」、ちょっと成長してくると「自分と仲の良い友だちが楽しければ」と思って過ごします。

でも敏感で気が付きやすい子は、クラス全体や担任の先生のことまで心を遣い、喜んだり悲しんだりします。

小学生で「なんか疲れた・・・。もう学校へ行きたくない・・・」と燃え尽き症候群のようになり、不登校になった子とお話すると、

「まるで校長先生みたいな目線だね。本当は小学生なのに、疲れて当たり前だよ」と思うほど、色々な人のことを感じ、考え、心を遣っているのです。

そういう人は、それだけ魂と心の器が大きくて高い人なのです。

実年齢が追いついていない今は、むしろ「自分を大事にすること」を学んでいく必要があります。(普通の人と逆の学びが欠かせないのですね)

学校は、集団生活なので平均的な子どもに欠けている「自分を律し、周りの人のことを考えましょう」という教育・しつけを行います。

だから余計に、敏感な子には合わないことがあります。

そんな場合は、学校の先生に子どもの個性をそっと伝えてみましょう。

先生だって、その子に合う接し方がわからず、一生懸命すればするほど裏目に出て困っているかもしれません。

先生から「手がかかって、めんどくさい子だな」と思われている場合は、先生への対応はもっと必要になるかもしれませんし、お互いの為に、学校へ「来年度の担任配慮」のお願いをするとよい場合もあります。

 

 

 

大人のHSPさんは、「あ~、自分も子どもの頃、合わない関わりやアドバイスをされてつらかったな」という心当たりがあるなら、そっと癒してあげましょう。

傷は癒されると、自然の摂理に従って、気持ちが不思議に前向に元気になってきます。

「直さなきゃ!」と無理に頑張る必要はないし、むしろそういった力んだやり方は、HSP・HSC、エンパスなどの敏感な人には合わないと私は感じています。

※発達障害の特性と優劣はありません。また今回のケースが全ての人に当てはまらないことをご了承下さい。

 

 

「すぐイライラ・パニックで大泣き、混乱」には、他にも色々な原因があり、次回7月5日のテーマは、そのうちの一つ「パニックで大泣きするのは、“あること”がわかっているから!?現実とのズレ」です。

敏感さは、才能です。 みんなで一緒に、才能育てしていきましょう♪

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「HSP・HSC 発達障害とまちがうポイント」の記事(ブログ毎週火曜)はこちら

岡田奈美子(公認心理師・スクールカウンセラー)

 

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